年が明けて新しい1年がスタートしました。
学校では本年度の終わりまで残り3ヶ月を切り、休みや学校行事などを考慮すると実質的に3学期はそれほど多くの学習分量はありませんが、次年度につながる重要単元や1年の総まとめなど、効率よく学習を進めていくことがとても求められる学期となります。
気持ちは進級にいっているかもしれませんが、1年の締めくくりをしっかりとしてこそ進級後の学習がスムーズになります。
やるべきことを明確にしつつ効率よく3学期の学習単元と1年間の総まとめを実践していきましょう。
3学期にやるべきこと
3学期は短いからこそ気持ちを引き締めて家庭学習を進めていかなければいけません。
1年生・2年生は「授業対策」「テスト対策」そして「1年間の総まとめ」。
3学期の授業や取り扱う単元は、そのまま次の学年への基礎力となります。そして1年の最後の定期テストは1年間分の学習範囲から出題されるので、この1年で学習した範囲を振り返る良い機会にもなります。
授業対策
学校授業の復習を基本とする授業対策を進めていきましょう。
抽象度・難易度が高い単元は特に繰り返し復習をすることで、本質的に単元理解をすることが安定した学力へとつながっていきます。
通信教育は授業対策に最適な学習法で、授業で習ったことやノートを振り返りながら通信教育で再度学習しなおしたり、演習問題を解いて定着度・理解度を確認したり、学校先生とは違うアプローチで解説や指導を受けたりすることで深い理解を促していくことができます。
授業内容を理解していくことが中学学習の基本であり、定期テスト対策や高校入試対策にも直結することなので、「習ったことはちゃんと理解をしていく」スタンスで授業に取り組んでいきましょう。
テスト対策
学年最後のテスト対策。
教科ごとにその教科の色や特性があるので、学力や理解度に照らせ合わせながら明確なテスト対策をしていこう。
「数学」
覚えることが少ない教科なので演習問題を中心に取り組んで、理解不足を基礎から復習。問題を解く練習をしてパターンや解法を理解していこう。
「国語」
漢字や文法などの暗記、読解力も求められる国語。教科書の本文をしっかりと呼んで背景や思いなどまで理解をする。
「英語」
学習をした英単語や文法を暗記学習、英語特有の表現や使い方のルールなどをみにつけて長文読解問題にチャレンジ。
「理科」
暗記事項が多い教科なので、一問一答形式の暗記学習も効果的。必ず演習問題で定着度の確認を。
「社会」
暗記事項が多いのですが、語句単体でおぼえるのではなく背景・時代・場所などと関連付けた暗記が効果的。
テスト前はテストに焦点を絞った対策をして高得点を目指していこう。
1年間の総まとめ・総復習
普段の学習と並行して1年間の総まとめ学習や総復習をしていきましょう。
特に苦手教科に関してはしっかりと3学期のうちに徹底対策をしておく必要があります。苦手を上の学年に持ち越さないようにしておくことが継続した学力向上につながりますので、苦手のモトのモトから対策ができるように学年の枠を超えた対策を実践してみよう。
一度覚えたことでも時間が経つと忘れてしまっていたりすることもあります。他との関連やつながりを意識して暗記学習をしてみたり、全体を捉えながら暗記学習をするなどしてみましょう。
改めて1年間の振り返りをすることで、やり残しや間違えて覚えていたことも発見することができるので、学力を修正しながら次年度の学びにつなげていくことができます。
通信教育などを活用しよう
通信教育は各教材ごとに効率よく学びながら確かな学力を育てていく教材内容になっています。
日々の学習からテスト対策、1年間を振り返る総復習講座まで、3学期の学習を効率よく進めながらこれからの学びにつながる学力を養成していくことができると思います。
今までの学習法や学校授業だけではなかなか成績が上がらなかった中学生は、通信教育教材などを活用して学びの視点を変えてみることで、家庭での学びの環境をつくってみましょう。