先生

通信教育は毎日の学校授業対策、中間・期末などの定期テスト対策、個別のニガテに合わせた苦手対策、さらには大きな目標となる高校入試対策など、トータルで中学生の家庭での学びを応援してくれる教材です。

中学校の授業中で全てを覚えることはできないので、復習や確認などを家庭で実施してこそ学力は伸びます。

そういった面でとても役立てていくことができるのが通信教育。学校教科書に合わせた内容だったり、授業ペースに合わせた講座で学校の授業との相乗的な学びが可能。

まずは授業理解が学びの基本となり、確かな基礎力を身につけてこそ応用問題・発展問題・+αの学力が伸びていきます。

確かな学びを家庭から実践して、一つひとつステップアップをしていこう。

自分の目標・目的を考えてみよう

通信教育はいくつかあるのでどの教材がいいのか迷ってしまうものです。

友達がやっていれば進められることもあると思いますし、ちょっと借りて教材を体感してみることもできますが、まず大切になるのが自分の目標と通信教育で学ぶ目的。

その部分が本質とズレてしまうとせっかく受講をしても合わなかったり深い学びや理解をができないこともあります。

目標・目的を考える

中学生

まず大切になるのは自分の目標。

・志望校に合格をしたい

・テストの点数で学年順位を上げたい

・苦手教科を対策して苦手を克服したい

・学ぶ習慣や学ぶ環境をしっかりと作りたい

それぞれの目標や目的に合わせた学びができる通信教育を選択することで、本当に自分が求めている通信教育が見つかると思います。

基本的には大手の通信教育であればある程度の目標・目的に合わせた学びに対応はしていますが、さらに細かく検証して比較をするためにまずは目標・目的を考えておいたほうがいいでしょう。

レベルに合わせた学び

レベル

学力や目標に応じた取り組みをすることができる教材やコース選択をしていこう。

あまりにもレベルが違うと意欲の減退につながりますし、効率よく学んで部活動や学校との両立をするうえでもレベルに合う学びは必要な事。

理解度や学力を解析して学びに反映させていくタイプのタブレット型通信教育もあるので、じっくりと内容を確認して自分が成長できるような勉強ができる教材を選んでいこう。

どの教材も学習の目安やコース別の学習レベルが提示されているので、資料等で確認することを忘れずに!

実のある学びを家庭から!

通信教育をおすすめする理由はいくつかありますが、学校の学びと組み合わせながら授業対策・テスト対策を進め、そこで磨いた力を高校入試対策へとつなげていくような取り組みができる学習法。

中学生になると「量の負荷」と「質の負荷」のバランスが必要だと思います。

繰り返し反復学習をしたり問題をたくさん解いたりする「量の負荷」だけでなく、効率よく学んで力を伸ばせる問題で質の高い学び方がグンと学力を伸ばすうえで大切になります。

通信教育ではこういった点においてもおすすめです。

ただ、通信教育を受講したからといってスムーズに学力が伸びるとは限りませんので、学校授業や他学習法などとの兼ね合い等を考えて、学ぶこと全体で通信教育を選んでみるといいのではないでしょうか。