中学生

日々学校授業や部活動、宿題や課外活動などで忙しい中学生。

その生活のなかでも軸となるにはやはり勉強ですので、忙しかったり時間にゆとりがなくてもしっかりと計画的で効率のいい学習をしていかなければいけません。

もちろん学習の質も大切ですしある程度量をこなすことも必要。意欲を持って学習をすることでより効率よく勉強をすることができるようになるので、やる気を引き出して意欲的な学習をすることが質の高い学びをすることにつながっていくのです。

しかし忙しかったりやることが多く積み重なってしまうとやる気も起きないことがあるでしょう。

それでも自分のために確かな学びをやる気を出して取り組まなければいけませんので、中学生がやる気を出すための方法を考えてみたいと思います。

やる気を引き出すコツ

中学生勉強

やる気を引き出していくコツを3つの角度から考えてみたいと思います。

中学生は日々同じように勉強に対する意欲を維持することが難しいかもしれませんが、モチベーションをなるべく落とさずにやる気をしっかりと引き出していきたいですね。

個々それぞれの環境や生活サイクルがあると思いますので、自分なりのやる気アップの方法なども考えてみてもいいですね。

1.学習環境を整えていこう

勉強モードにしっかりと切り替えをできるように学習環境はとても重要な要素となります。「やる気スイッチ」「勉強スイッチ」を入れることができれば意欲的に勉強ができるようになります。

まずは机の上の整理整頓はとても大切ですね。イザ勉強をしようと思った時に机の上が散らかっていたりマンガやスマホなどが置いてあるとついつい気が散って集中できませんし、勉強に取り掛かるまでに時間がかかっていつの間にか勉強へのやる気がそがれてしまうこともあるでしょう。常に机の上は片付いた状態をキープすることを心がけていきましょう。

さらに勉強をする場所や環境も大切になります。
勉強は毎回勉強机の上でしなければいけないものでもありません。リビングの方が集中できる人もいるでしょうし、多少側に人がいた方がやる気スイッチが入るケースもあると思います。さらに図書館などに入るだけで「やる気スイッチ」が入る人もいると思いますので、学ぶ環境を自分に合わせて作っていくようにしましょう。

2.目標を立て、計画ややることリストをつくる

やみくもに勉強をするとどこから手をつけていいのかわからなかったり、自分のレベルや得意・苦手、理解度などと会っていない学びをしてもやる気が減退してしまうだけです。

まずは自分なりの学習計画や目標をつくってみたり、やることリストを作成していくことでやる気をアップさせていこう。

ポイントは、長期的な目標、中期的な目標、短期的な目標を立てていくこと。長期⇒中期⇒短期へと目標を落とし込むことで、より明確な学習計画ややることリストをつくりやすくなります。

学習計画はテスト期間にも有効的。
目標点や得意・苦手に合わせてテスト勉強期間をどのような学習で対策をしていくかを考えて計画を立てていくことで、やるべきことが明確になりやる気もアップします。

3.勉強をする時間を決める

例えば毎日学校から帰ってきたら1時間勉強をする、夕飯を食べた後に勉強をする習慣をつける、勉強が終わってからテレビやスマホで楽しむ、というように自分の生活サイクルに合わせて勉強をする時間を決めてみると良いでしょう。

勉強はコツコツと積み重ねが大切ですし、テスト前に一夜漬けで頑張ったからと言って学力になっているとは限りません。

生活の中に自然に組み込んでひとつのルーティーンのようにすることで、「やらないと気持ちが悪い」という状態まで作り上げることができれば継続した学びをすることができますし、その時間になると自然に勉強へのやる気も上がってくるでしょう。

4.メリハリや休憩は大切

長時間勉強をしていると当然集中力もなくなってきますし、一所懸命考えたり読み込んだりすると頭もいっぱいいっぱいになってしまうこともあるでしょう。

勉強はただ長くやればいいというものではありません。適度な休憩時間をつくったり、おやつで気分転換をしたり、少し体を動かしてみたりしながらメリハリのある学習をするように心がけてみましょう。

さらに勉強をしている最中はスマホやゲームなどの誘惑のあるものは近くに置かないようにしよう。勉強が終わるまで親に預けてみるのもいいですし、勉強部屋には持ち込まないようにしてもいいですね。

学習のメリハリは長期的なやる気の維持にもつながるので、自分なりのメリハリのある学びのリズムをつくってみよう。

5.効率のいい勉強法

ダラダラとやっているよりも効率のいい勉強法で学ぶことで効果的に学力を伸ばしていこう。

できるようになってきてテストの点数や成績が上がったり、授業中にもしっかりと理解ができるようになってくるとやる気が上がります。

おすすめは通信教育。
授業に合わせた学習や予習・復習などの日々の勉強から、テスト対策や苦手対策などの効果的な学習など、徐々にステップアップをすることができたり要点や重点をしっかりと押さえながら効率のいい学びを進めていくことができる。

タブレット系の教材においては学習進捗や理解度などの学習データから個別の苦手や弱点を効果的に対策することもできるので、家庭での学びの環境を充実させながらやる気を引き出していく工夫も随所に施されています。

継続していくことが大切

勉強は継続してこそテストの点数や成績に反映されて学力が伸びていきます。

日々学校では授業が進んでいきますし、年間で学ぶことも決められているので学習をしたことをしっかりと定着させていくことこそが学力を強固なものにしてくれるのです。

もちろん思い通りに勉強ができなかったり、勉強をしたのに点数に反映されないということもあるでしょう。そういった場合は環境や学習法を変えてみたり、やる気が下がりすぎないように対策をしつつ継続した学習ができるように取り組み方を変えてみると良いと思います。

継続して安定した学習環境をつくって、成績を向上させながら志望校を見据えた確かな学力を培っていこう。