中学生

部活動で忙しい…、疲れていて勉強をする気が起きない…、やることがたくさんあってモチベーションが上がらない…。

毎日習慣的に勉強をしたり、勉強に対して意欲・やる気が起きないことはよくあると思います。ある程度量の負荷も必要ですし、質の高い学びを効率よく進めていくことが求められる中学生。

目の前に課題がたくさんあってついつい後回しにしてしまう気持ちも分かりますが、自分のためにここはしっかりと取り組んでいかなければいけません。

自分なりにやる気を出す方法があればいいですが、日常生活の忙しさの中でなかなかやる気がでない人のために、やる気や意欲を引き出していくポイントを考えてみたいと思います。

やる気・意欲を引き出すコツ!

中学生

中学生が勉強へのやる気・意欲を引き出していくための習慣やコツなどを考えてみたいと思います。

勉強のやる気や意欲が起きない時はぜひ実践してみてください。

まずは環境を整えよう

まずは勉強をする環境をつくっていくことが大切です。
勉強モードへの切り替えをするために集中ができる学習環境をつくっていくようにしましょう。

・机の上の整理整頓
勉強をする机の上は整理整頓をして勉強をする環境をつくっていこう。例えば机の上にマンガやゲームなどがあると集中して勉強をすることができませんし、文房具や辞書など使いたい時にすぐに手に取ることができなければ効率的な勉強をすることができません。勉強をしやすいように整理整頓をして、勉強スイッチが入るようにしていこう。

・勉強をする場所を考えよう
人それぞれ勉強に集中できる環境は違います。自分の部屋で勉強机に向かって勉強をしたり、図書館などの静かな環境で勉強をしたり、リビングでリラックスできる環境で勉強をしたり、それぞれが集中できる環境を考えてみよう。もちろん一つの場所で毎回勉強をしなくてもいいので、今日は勉強机、今日はリビングというように環境を変えながら取り組むのも一つの方法です。

・喚起や室温なども大切
寒すぎたり暑すぎたりすると勉強に集中することができませんので、エアコンの温度や室温なども設定をしていきましょう。さらに喚起も適時行い外の空気を吸ったり気分転換をしながら勉強をすると効果的。窓を開けっぱなしにして外の音がうるさい時もあるので、それぞれの環境に応じた取り組みをしたいですね。

決めごとをつくってみよう

自分で決めごとをつくっておくことで勉強モードへと頭を切り替えていきます。

・学習計画をつくる
毎日〇時~〇時までは勉強の時間、週末は〇時間勉強をするというように自分なりの学習計画をつくることは非常に大切な事です。学校から帰宅後のタイムテーブルをつくってみてもいいですし、無理のないゆとりをもった学習計画を立てていくことで習慣的な勉強ができるようにしていきましょう。適時学習計画を変更しながら自分が取り組みやすい計画で勉強スイッチを入れていこう。

・親にマンガやスマホなどを預ける
勉強の時間は誘惑のあるものを親に預けることで集中した勉強の環境をつくることができます。例えばスマホの通知や着信があれば見てしまいますし、面白いマンガやゲームが近くにあれば集中して勉強ができませんので、あえてそういったものを断つことで勉強時間を効果的に過ごしていくことができるようになります。

・目標を立てよう
学習の目標をつくってみよう。まずは長期的な目標をたてて中期的な目標⇒短期的な目標に落とし込んでいくことで効果的・戦略的な学習をすることができます。目標があることで意欲も引き出していくことができます。紙に書いて張ってみてもいいと思いますよ。

メリハリのある学習

誰でもずーっと勉強をしていると集中力も切れてしまいますし、勉強効率も落ちてきますのでメリハリのある勉強をするようにしていきましょう。

・こまめに休憩
〇分したら休憩をする、疲れてきたら休む、というようにこまめに休憩をするといいでしょう。小休止を入れることでリフレッシュできます。注意したいのは少し休憩をしようと思ってダラダラ休んでしまうこと。10分休憩と決めたり、リフレッシュするためにお菓子を食べたりしてもいいでしょう。

・運動をする
勉強に詰まったり思考が働かない時は体を動かしてみるといいと思います。軽く運動をすることで血流も改善をしますので、軽く筋トレをしてみたり、10分間散歩をしてみたりすると意外とリフレッシュして新たな気持ちで勉強に取り組むことができるようになります。

・勉強をする時間を調整
1時間勉強をすると決めてもその日の体調や疲れなどもあるので、臨機応変に時間を調整してみましょう。決めた計画通りに進めていくことも大切ですが、モチベーションの低下など逆効果になってしまうこともあります。疲れている時は休んだり、計画を適時変更をしていくことをおすすめします。

名言も効果的!

何をしてもやる気がでない…、どうして勉強をするのかわからなくなってきた…、という時は勉強のスイッチがなかなか入りません。

そんな時は先人達の名言を参考にするとモチベーションが上がることがあります。

・できると思えばできる、できないと思えばできない。これは、ゆるぎない絶対的な法則である。(ピカソ)

・他人と比較して、他人が自分より優れていたとしても、それは恥ではない。 しかし、去年の自分より今年の自分が優れていないのは大いなる恥である。 (ジョン・ラボック)

・小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道。(イチロー)

・方はこれで十分だと考えるが、もう一方はまだ足りないかもしれないと考える。そうしたいわば紙一枚の差が、大きな成果の違いを生む。(松下幸之助)

・未来は今日始まる。明日始まるのではない(ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世)

・もっとやれば、もっとできる(ウィリアム・ヘイズリット)

自分なりの勉強スイッチ

やる気がでない時は上記のようなことを実践してみましょう。

トライしてみて自分に合わなければ違う方法を試してみればいいですし、自分なりに勉強スイッチが入る取り組みを見つけていくことが大事です。

それぞれ環境や目標、生活リズムも違いますので、いかに自分に合った学びができるかを考えてみよう。