中学生

テスト期間にしっかりと対策をしたつもりでもなかなか思うような点数を取ることができなかったり、やったはずなのにできない問題があったりすることはよくあります。

定期テストは成績に直結して内申点にも大きな影響を与えるものです。しかし”コレ”といった学習法は人それぞれなので、全ての人に最適な学習法やテスト対策はありません。そのため、自分自身でテスト対策や学習法をみつけていく必要がありますし、それぞれの学力や得意・苦手に合わせた対策をしていくようにしましょう。

テスト対策において大切にしていきたいことを3つの角度から考えていきたいと思うので、自分なりのテスト対策ができる参考にしてください。

テスト対策は自分との勝負

中学生勉強

それぞれ学力も違いますし集中対策するべき強化も違いますので、自分の学力や性格・学習環境などに応じた勉強やテスト対策をしていくことが大切になります。

まさにテスト対策は自分との勝負。
自分の学力や状況をしっかりと認識して、心構えをもってテスト対策をすることが必要です。

自分なりのテスト対策ができるように誰にでもあてはまる大切な事を3つの角度から紹介したいと思います。

1. まずは目標や心構え

・テストで合計〇〇〇点以上取る
・苦手教科の点数を前回よりも上げる
・全教科平均点以上をとる

それぞれの学力に応じた目標設定ができると思うので、テスト対策前にまずは自分なりの今回のテストの目標を立てていきましょう。できるだけ明確な目標のほうがモチベーションも上げりますしやるべきことも分かるので、なんとなくの目標よりも「○○点以上とる」というようにハッキリとした目標設定をしてみよう。

また勉強をしていると辛くなったりやる気が起きなくなることもあるので、そういった時のためにもしっかりとテストへの対策をしていくように心構えをしておくことも必要。やる気が起きなくてもちゃんと勉強をやる!、しなければいけない対策を逃げずにやり遂げるといった心構えをつくっておくと、意外と自然にテスト対策を進めていくことができるようになります。

目標と心構えをつくってからテスト対策に挑んでいこう。

2. 計画を立てる

次にテスト期間の学習計画をつくっていきましょう。

計画を立ててもその通りに行かない・・・、計画倒れになってしまう・・・、という経験がある人も多いと思います。大人でも計画を立てた通りに実践していくことは難しいものです。だからといって計画を立てなくていいかといえばそうではありません。

計画を立てること、計画を立てたことで分かることや見えてくるものが大切なのです。もちろん立てた計画通りに勉強を実践していくことを前提にした対策をしていくべきですが、計画を立てたからこそ見えてくるものもあるはずです。例えば「1日の学習分量」「弱点強化のステップ」「各教科重点学習するべき単元」などです。計画を立てるということは自分がテスト期間にやるべきことをはっきりとさせるということでもあります。

さらに計画にはある程度ゆとりを持たせておくことも必要。
例えばドリルや問題集を中心にテスト対策をする人は、全体の復習をする日を設けてみたり、少しづつ1日のページ数を増やして特定強化を集中対策する日をつくるなどの工夫もしてみましょう。

実際に計画通りに勉強をしていくとどうしても計画通りに進まない事態が出てきます。そういった場合は適時計画を見直していくクセを身につけておくと良いでしょう。

3. 反省と対策

テストが終わったらしっかりと復習をすること、さらにテスト対策についても反省をしていきます。

今回のテスト対策とテストの点数を振り返ることで次回のテストにしっかりとつながるようにしておかなければいけません。

「テストの点数がよかった」「充実した勉強ができたから点数が上がった」という場合は継続して次回も点数を維持・向上できるような対策をしていかなければいけませんし、「思ったよりも点数が伸びなかった」「計画通りにテスト対策ができなかった」という場合は反省を活かして次回のテストに生かしていかなければいけません。

テストが終わったということは次回のテスト対策がはじまっているということ。

反省点や改善点などをまとめて書き出してみたり、新しい目標を設定して日々の学習から点数を上げる学びを進めてみたり、次回テストで得点を上げるために取り組むべきことを考えていきましょう。

自分なりのテスト対策法!

勉強

繰り返しになりますが、学力や性格・環境などに応じてテスト対策は千差万別。友達がいいと言っていた学習法が必ずしも自分にとって効果がある対策とは限りませんし、ネットなどで掲載されている勉強法も自分に当てはまるとは限りません。

もちろん王道的な勉強法や取り組んでおくべき対策などはあるのですが、最終的には自分にとって効果の上がるテスト対策や勉強法を見つけていくことが求められます。

色々試行錯誤して試しながら、しっかりとテストで得点を伸ばしていくことができる学習法を定着させていきましょう。