中学生の通信教育「Z会高校受験コース」と「進研ゼミ中学講座」。
どちらも中学生通信教育の中心的な教材です。大手の通信教育なので多くの中学生が受講を検討している教材です。今までの実績も受講者の評価なども共に高く、この2つの教材で迷う人も少なくないはず。
どちらの教材でも、授業・教科書理解の毎日の学習、定期テスト対策、個別の苦手対策、さらには本格的な高校入試対策までを総合的に取り組んでいくことができるので、家庭での学びの環境をつくりながら確かな学力を育てていくことができるでしょう。
いち早く教育動向に合わせた講座、最新の入試傾向を分析した入試対策など、常に時代に合わせた学びを提供してくれるのも大きな特長です。
「Z会」「進研ゼミ」を比較
それではいくつかの項目で「Z会」と「進研ゼミ」を比較していきたいと思います。
「Z会」はiPad×テキストの「iPadスタイル」、「進研ゼミ」は専用タブレット×テキストの「ハイブリッド」で比較をしていきたいと思います。
運営について
運営会社・対象年代などの運営について比較をしてみます。
Z会 | 進研ゼミ | |
---|---|---|
運営会社 | 株式会社Z会 | 株式会社ベネッセコーポレーション |
対象年代 | 幼児・小学生 ・中学生・高校生 |
幼児・小学生 ・中学生・高校生 |
資料請求 | あり | あり |
無料体験 | なし | なし |
どちらも大手の通信教育で、運営会社も広く教育系事業を展開しています。特に「株式会社ベネッセコーポレーション」は通信教育をはじめとする教育事業、育児、英語、出版、介護、人材などとても幅広い事業に取り組んでいます。どちらも運営歴が長い通信教育なので、実績や人気も高い教材です。。
教材システムについて
利用端末、学習タイプをはじめ学習内容などについて比較をしてみましょう。
Z会 | 進研ゼミ | |
---|---|---|
利用端末 | iPad | 専用端末 |
学習タイプ | 通信教育系 | 通信教育系 |
教科書準拠 | 英語・数学・理科・社会 | 英語・数学・国語 |
記述学習 | 〇 | 〇 |
テキスト教材 | 〇 | 〇 |
アニメーション | 〇 | 〇 |
動画 | 〇 | 〇 |
レベル別学習 | 〇 | 〇 |
授業対策 | 〇 | 〇 |
テスト対策 | 〇 | 〇 |
入試対策 | 〇 | 〇 |
「Z会」は講義動画などを見ながら専用の書き込み式参考書に記述しながら学びを進めるスタイル。「進研ゼミ」は平日はタブレット、週末にテキスト教材を活用した記述学習をする学習サイクル。どちらもタブレット学習をメインにしながらテキスト教材の活用法が変わってきます。
授業対策・テスト対策・入試対策などについても総合的に対策できる。レベル別学習や志望校別の学習プランなどで学び進めていくことができます。
受講費・会費について
毎月の受講費や会費について比較。
Z会 | 進研ゼミ | |
---|---|---|
毎月払い | 1年生:2,560円~ 2年生:2,560円~ 3年生:3,520円~ |
1年生:6,853円 2年生:7,059円 3年生:7,835円 |
年間受講費 | 1年生:26,112円~ 2年生:26,112円~ 3年生:35,904円~ |
1年生:70,452円 2年生:71,988円 3年生:81,180円 |
「Z会」は教科選択制になっているので、受講した教科数だけ受講費が上がるシステム。「進研ゼミ」はセット受講です。5教科で比較した場合は「進研ゼミ」の方が受講コストは低くなるでしょう。
どちらがいいのか?
「Z会」と「進研ゼミ」は大手で人気が高いので、どちらか迷う方も多い教材だと思います。
どちらも総合的な学び方ができますし、授業理解を基本としながらテスト対策・苦手対策・入試対策まで進めていくことができるので、学び方や学習レベル・志望校などで比較をしていくと良いと思います。
特定強化を集中対策したい人や、効率よく毎日の学習をテストや入試の得点力につなげたり高いレベルの高校を目指す人は「Z会」がおすすめ。基礎から着実に学力を積み上げたり、確かなステップで学びを進めていきたい人は「進研ゼミ」がおすすめです。
どちらも実績があるからこそ、ぜひ両教材の資料を取り寄せて手元で比較をしてみましょう。
⇒ Z会
⇒ スマイルゼミ