中学生の通信教育「進研ゼミ中学講座」と「中学ポピー」。
どちらも基礎を大切に教科書理解・授業理解を軸にした学習をすることができる通信教育の老舗教材です。
長年中学生の教育に携わっているからこその教材内容、最新の教育動向などを取り入れつつも基礎から応用までを効率よく学んでいくことができる。
授業理解・定期テスト対策・高校入試対策・副教材や特別教材など、タイプが似ているからこそじっくりと比較検討をしておきましょう。
「進研ゼミ」「中学ポピー」を比較
それではいくつかの項目で「進研ゼミ」と「中学ポピー」を比較していきたいと思います。
「進研ゼミ」はテキスト主体の「オリジナル」と、専用タブレット×テキストの「ハイブリッド」があるので、今回はテキスト教材が基本となる「オリジナル」スタイルでの比較を進めていきたいと思います。
運営について
運営会社・対象年代などの運営について比較をしてみます。
進研ゼミ | 中学ポピー | |
---|---|---|
運営会社 | 株式会社ベネッセコーポレーション | 全日本家庭教育研究会 (編集:株式会社新学社) |
対象年代 | 幼児・小学生・中学生・高校生 | 幼児・小学生・中学生 |
資料請求 | あり | あり |
無料体験 | なし | なし |
「進研ゼミ」を運営するのは株式会社ベネッセコーポレーション。幅広い年代向けの通信教育事業を展開している大手の教育系会社さんです。十分教育ノウハウも豊富ですし、最新の教育動向なども常に教材に反映しています。「中学ポピー」は全日本家庭教育研究会。教材を編集・出版しているのは株式会社新学社で、全国の小中学校などにドリル・問題集などを卸している会社さんです。
教材システムについて
テキスト教材、学習タイプをはじめ学習内容などについて比較をしてみましょう。
進研ゼミ | 中学ポピー | |
---|---|---|
メイン教材 | 「Challenge」 | 「FRESTA」 |
副教材・特別教材 | 毎月あり | 毎月あり |
添削指導 | 毎月あり | |
学習タイプ | 通信教育系 | 通信教育系 |
教科書準拠 | 英語・数学・国語 | 英語・数学・国語・理科・社会 |
レベル別学習 | 〇 | |
授業対策 | 〇 | 〇 |
テスト対策 | 〇 | 〇 |
入試対策 | 〇 | 〇 |
「進研ゼミ中学講座」は公立校から最難関校まで志望校レベルに応じた学習をすることができるシステムになっています。「中学ポピー」は公立上位校・公立一般校レベルの学習内容。
より個別に学ぶことができるのが「進研ゼミ」、まずは授業理解を基本とした安定した学びの習慣作りをしたい人は「中学ポピー」がおすすめ。
受講費・会費について
毎月の受講費や会費について比較。
進研ゼミ | 中学ポピー | |
---|---|---|
毎月払い | 1年生:6,853円 2年生:7,059円 3年生:7,835円 |
1年生:4,600円 2年生:4,700円 3年生:4,900円 |
年間受講費 | 1年生:70,452円 2年生:71,988円 3年生:81,180円 |
1年生:52,440円 2年生:53,580円 3年生:55,860円 |
システムや教材構成などと受講費は比較をしていきましょう。
どちらがいいのか?
より幅広い中学生に対応しているのは「進研ゼミ中学講座」です。基礎レベルや公立一般校から、応用・発展的な学習や最難関校受験レベルの学びまで、それぞれの学力や志望校に合わせたレベルで勉強を進めていくことができます。
一方の「中学ポピー」は、授業理解・定期テスト対策を基本とした学習スタンスです。公立一般校・上位校レベルの入試対策をすることができるので、基礎をじっくりと固めながら確かな学びの環境をつくっていきたい中学生におすすめ。
教科書に合わせて授業・テスト対策をこつこつ進めていきたい→「中学ポピー」、より個別に応じた学びや高いレベルの高校を目指している→「進研ゼミ」がおすすめです。
テキスト主体だからこそ記述して考える学習をすることができると思いますので、じっくりと両教材の資料などで確認をしておきましょう。
⇒ 進研ゼミ
⇒ 中学ポピー